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ざわつく更年期の心を整える。私がカナダで始めた『書く習慣』

なんだか心がソワソワして、落ち着かない日はありませんか?

カナダでの新生活。10代の頃に経験した短期語学留学のワクワクとは違い、40代での移住は冒険心と慎重さの綱渡りです。少しでも早く生活に馴染もうと、情報は自分から取りにいかないと前に進めない。英語での情報収集に必死になる毎日。 ふと開いたSNSには、眩しいほど華やかな誰かの日常が流れてきて、せっかくやりたかった海外生活を手に入れたのに焦る気持ちが強くて誰かと比べては溜め息をついてしまう……。

「情報」の波と「比較」のループに、私自身の心もすっかり疲れ果てていました。

そんな私の「ざわつく心」を静かに整えてくれたのは、意外にも1冊のノートとペン、そして「自分と対話する時間」でした。

目次

「知っている」と「できる」は違う。情報の海で溺れないために

カナダでの新生活を少しでも良くしようと、私は必死でした。 英語で情報を追いかけ、興味の赴くままに知識を詰め込む毎日。「もっと知らなきゃ」という好奇心は、いつの間にか「情報を集めること自体」が目的になっていたのかもしれません。

そんな時、樺沢紫苑先生の『アウトプット大全』に出会い、ハッとさせられました。

「インプットはただの『自己満足』。アウトプットして初めて、知識は『自分の血肉』になる」

厳しい言葉ですが、当時の私には深く刺さりました。情報を集めただけで、どこか賢くなったような勘違いをしていた私。でも、ただ頭の中に詰め込んだだけの知識は、使わなければすぐに消えてしまいます。

SNSの誰かの日常ではなく、「自分の物語」を取り戻す時間

SNSの誰かのキラキラした日常と自分を比べて落ち込んでしまった時、私の心を救ってくれたのは古賀史健さんの『さみしい夜にはペンをもて』でした。

この本は、単なる日記の書き方ではなく「書くことは、自分と対話することだ」と優しく教えてくれます。想いを筆に乗せ、一つひとつ言葉を積み重ねていく。そうすることで、今まで見過ごしていた自分の微妙な心の変化に気づけるようになりました。

誰に見せるためでもない、自分だけの真実を書き留めていくうちに、ふと気づいたのです。私はSNSの誰かの物語を追いかけるためにここにいるのではない。

私は、私が主人公の「たった一つの物語」を生きているんだ、という確かな自覚でした。

セリーナがくれた「New Chapter」への鍵

私がカナダで大切に使っている一冊の日記帳があります。それはカナダに来て間もない頃、主人の友人で、今は私の大切な友人でもあるセリーナがプレゼントしてくれたものでした。

「これからのあなたのカナダでの人生、その『New Chapter(新しい章)』を記録してね」

彼女がそう言って手渡してくれた日記帳を手にしたとき、不安でいっぱいだった心が、ふっと温かくなるのを感じました。

私の相棒は、カナダの書店「Indigo」にある、深い紺色に水彩画のような花々が描かれた一冊です。一日の終わりにこの表紙を撫でると、今日一日張り詰めていた心がすーっと解けていくのがわかります。

日本でも似た雰囲気で毎日を心地よく綴れるものを探してみました。大切な自分へのギフトにもぴったりですよ。

完璧じゃなくていい。まずは1行、自分を愛でる時間を

もし、あなたが「何を書けばいいかわからない」と不安なら、まずは1行、今の気持ちを置くだけでいいんです。

最後に背中をそっと押してくれたのが『1行書くだけ日記』。書くことを高いハードルにせず、自分を愛でる小さな習慣にするヒントをくれました。

SNSの誰かの生活ではなく、あなたの手元にあるその1ページに。今日のあなたの「ざわつき」も「喜び」も、ありのままに書き留めてみてください。

それは、世界でたった一つの、あなただけの美しい物語です。

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この記事を書いた人

40代後半、カナダ移住。 揺らぎやすい更年期の心身を、異国の地でどう整えるか。 カナダの自然と暮らしから見つけた、自分を愛でるためのセルフケア・ログ。

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