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良薬口に苦し。美声を目指す苦い選択。

前回の記事では、カナダの自然の恵み「メープルシロップ」を使った、内側からの潤いケアについてお届けしました。

そんな潤いを大切にしている私ですが、実は先日、ついに「風邪」をひいてダウンしてしました。日本から持ってきた愛用のケア用品が底を突きかけ、心細さを感じていたその時。 あるWellness製品のお店で「苦い救世主」に出会いました。

今回は、年齢を重ねても「明るく通る声」でいたい私が、カナダで見つけた常に鞄の中に入れておきたい「鞄のスタメン」についてお話しします。

目次

鼻声の私を包み込んだ、フレンドリーな空気

きっかけは、大切な友人への誕生日プレゼントを探しに、カナダの街でお馴染みのWellnessブランド**「Saje(セージ)」**に立ち寄ったことでした。

その時の私は、まだ風邪の治りかけでかなりの鼻声。店員さんに風邪をうつしてはいけないとなるべく距離を置いて静かに商品を見ていました。ところが、カナダの接客は驚くほどフレンドリー。こちらの気遣いとは裏腹に、スタッフの方が温かい笑顔でどんどん話しかけてくれます。

その明るさに少し戸惑いながらも会話を続けていると、ふいに彼女がこう言いました。

「……Are you Japanese?」

なんと、接客してくれた彼女も日本人だったのです。慣れない土地で、体調も万全ではない中、鼻声の私を優しく迎えてくれたのが同郷の方だったという驚き。張り詰めていた気持ちが、一気に解けていくのを感じた瞬間でした。

40%オフの棚にいた救世主「エキナセア」

少し打ち解けたところで、ふと自分の喉のことが頭をよぎりました。「今の私を救ってくれるものが、ここにあるかもしれない」と。

実は、日本から持参したプロポリスの喉スプレーが底を突きかけていて、次にどこで買おうかと不安だった矢先でした。店内を見渡すと、**「40%オフ」**の文字と共に、ある商品が棚に山積みになっていました。

それが、この**Echinacea(エキナセア)**の喉スプレーでした。

「お試しするには、絶好の価格……!」 プロポリスの代わりを探していた私にとって、まさに「出会うべくして出会った」タイミングでした。

明るい笑顔のその店員さんに商品の説明についてたずねると、満面の笑みで「すっごく不味いですよ!」と気持ちいいくらいドストレートな答えが返ってきました。

想像を以上の野生味あふれるハーブの洗礼

帰宅して、期待を込めてシュッと喉にひと吹き。その瞬間、私の喉を襲ったのは……。

「……に、苦い!!」

想像を絶するハーブの強烈な苦み。「 エキナセア」とは北米原産のキク科の植物で、古くから北米先住民が「万能薬」として大切にしてきた免疫力を高めるハーブだそうです。

日本の喉スプレーのようなマイルドさは一切なく、古くから先住民が頼りにしてきた「エキナセア」の力を、そのまま喉に叩き込むようなワイルドな使い心地でした。

あまりの苦さに顔をしかめてしまいましたが、同時に「あ、これは効く」という確信のような手応えもありました。セール棚にいた理由は、もしかしてこの「効きすぎるほどの苦み」のせい?と苦笑いしてしまいましたが、外出の際に常に持ち歩きたい鞄の頼もしいスタメン入り決定です。

まとめ:いつまでも「軽やかな明るい声」でいたいから

年齢を重ねるにつれ、風邪でなくても声が徐々に低くなっていくのを感じるからこそ、私はいつでも軽やかで明るく通る声でいたいと思っています。

内側から優しく潤してくれるメープルシロップと、外敵をピリリと退けてくれるエキナセア。こうして新しい「自分を守る術」を見つけるのも、カナダ暮らしの醍醐味かもしれません。

あの時、鼻声の私にフレンドリーに接してくれた彼女との出会いに感謝しながら。 私の新しいスタメンは、今日も鞄の中で出番を待っています。

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この記事を書いた人

40代後半、カナダ移住。 揺らぎやすい更年期の心身を、異国の地でどう整えるか。 カナダの自然と暮らしから見つけた、自分を愛でるためのセルフケア・ログ。

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